3年前のあの暑い熱い政権交代選挙の時、私は選挙期間中、ずっと自転車に乗って遊説をしました。
政策実現への、自分自身のやる気と熱意を知ってもらうためでした。私が12歳の時に43歳で亡くなった父からは「どんな時にもきちんとした格好をして、身だしなみを整えていなさい」と言われていました。スーツを脱いでラフな格好になりましたが、皆さんに熱意を伝えたかったのです。
そして今回の総選挙。3年前の約束の中で、実現してないものがあるのは、本当に申し訳ないと思っています。一方で、政権が代わったからこそスタートした新しい政策、共生社会をつくるという理念に基づく政策は、確実にスタートし、多くの皆さんによろこんで頂いています。この流れを止めるわけにはまいりません。
いま、民主党には厳しい風が吹いています。でも私はとどまるという決断をしました。批判は謙虚に受け止め反省の上に立って、党を再構築いたします。民主党を立て直すことも、私の責任です。それが3年前に、熱狂的にご支援を頂いたすべての人に報いることだと思うからです。
母子家庭に育ち、まったくの徒手空拳で政治の道に飛び込んだ私が、47歳で国務大臣を拝命致しましたのは、この身に過ぎることでありました。皆さんのお支えあったればこそです。そして、この経験をさらに皆さんのために役立てたい思いでいっぱいです。
今回は3年前と打って変わって寒い中での選挙戦、私は再び自転車に乗ることを決めました。私の政治に対する熱意、政策実現に対する情熱はまったくかわっておりません。
街で見かけたら、ぜひお声をおかけ下さい。精一杯頑張ります。
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