ギリシャがいよいよデフォルトと言われているけれど、2年前にヘアカット(債務減免。散髪のことではありません)が行われているので、広義では二度目。借金を踏み倒された金融機関が、その後もニコニコとおカネを貸すはずはないので、その意味において今回、直接的に金融機関にリスクが波及する可能性は小さいと思う。
それにしても、2012年に、民間金融機関・投資家が、総額の70パーセント以上のギリシャに対しての債権放棄に応じたのだから凄まじい。それもこれもギリシャを破綻させないため、そして金融システムを守るため。ちょうど金融担当副大臣でしたが、ヨーロッパ金融当局の本気度を感じた気がしたものでした。
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