御前様からは、「仕事は小さく考えるな。大きく考えろ。小さく考えるから何もかも自分でやらなければ行けなくなる。大きく考えれば皆が手伝ってくれる」と指導を受けた。大きく考えるためには、「大義名分」が必要だ。ただ「やりたい」だけではダメ。「河川敷の有効利用」「子供たちの思い出づくり」「地域のため」という大義名分があって初めて人は動いてくれる。ただし「たいへんですね」と言われても、「好きでやってるんです」とにっこり微笑め、と指導を受けた。
「心底、自分自身が楽しいと思えるようにやれ。ボランティアなんだから楽しくなければ続かない。他人も幸せになり、自分も幸せになるよう、考えろ」また「自分自身が王様になったつもりでやれ。総理大臣でなくても、自分が総理大臣ならこうするということを常に楽しく考えろ」とと言われたことは、今でも、何をする時でも自分自身の心の物差しにしている。
いま思うと、厚かましいにも程があるというお願いばっかりだったと思うが、確かに、陰気くさく頼んでも、「協力して良かった」とはならないだろう。御前様は「悪いことをやっているんではない。堂々と明るく頼め」と言われた。ご協力をいただいた皆さんには心から感謝している。
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