ここ数年、日本経済は多くの試練と困難に直面しています。3年前のリーマン・ショック。一番景気が落ち込んだのは、2009年の政権交代前後で、税収が大幅に落ち込む中、二番底を回避するため数々の政策を打ちました。なんとか持ち直しかけた時に、今度は東日本大震災。サプライチェーンの寸断や電力不足が足かせとなる。
統計だけを見ると、経済全体への影響という意味においては、リーマン・ショックの方が、東日本大震災よりもインパクトは大きかった。リーマン・ショックが起こった時に、自民党は総裁選挙中でしたが、候補者の一人は「ハチに刺された程度の影響しかない」と言ってましたが、とんでもない。
現在は、ヨーロッパの財政危機や世界経済の減速。そして円高。ヨーロッパ発の経済危機を未然に防ぐため、国際会議において積極的に提言を行うこと、そして万が一起こった時に、わが国への影響を最小限に食い止めること。政権の課題です。
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