中塚一宏の「いっこうで行こう！」

「お上」の構図

「埋蔵金」というのはミスリード、誤解を生じさせる表現です。特別会計の積立金は、国民の皆さん自身が払った税金・保険料・公共料金がもとになっているわけで、だれかが埋めたものではありません。国民の手に帰ってくるのは当たり前のことなのです。
「定額給付金」という名称もおかしい。「給付金」ではなく「還付金」。国民が払った税金が戻ってくるのですから、胸を張って受け取れば良いのです。それを「矜持」だの「さもしい」だの言うからワケが分からなくなる。そもそも試されるのは政治家の方であって、国民を試す政治なんてあってはいけないのです。
この「お上」の構図をこそ壊さなければいけません。政権交代で政治を国民の手に取り戻します。

再び政府高官 「無冠の帝王」？「社会の木鐸」？

本来、捜査で真実を明らかにしなければならない立場にある元警察トップが、自分が４，５日前に言ったことも記憶にないなんてことで、本当にいいのでしょうか？第一線でがんばっている警察官がかわいそうです。

それにしてもマスコミも、だらしない。これだけ各社が同趣旨の報道をしているのだから、言ったことは間違いがないはず。「言ってません」「記憶にありません」という発言をこのまま見逃すのでしょうか。

「無冠の帝王」とか「社会の木鐸」とか、そんな言葉は死語なのでしょうか？

「税金を納めてくれる人をなぜ並ばせるのか？」 お上の国ニッポン

今日も支持者の皆さんにお集りを頂いてお話をし、ご意見をうかがいました。
ご来場の方からのご意見。「今日確定申告に行って税金を払ってきた。みんな黙っておとなしく並んで税金を払う順番を待っていたが、なぜ税金を払う人を並ばせるのか？」
ほんとうに我がニッポン国は「お上の国」だと思う。そもそも国にはおカネは一銭もありません。すべては皆さんが納めた税金です。そしてその使い道を決めるのは皆さん自身、国民自身です。並ばされて税金を払わされ、いいように税金を使われている今の「お上の国・ニッポン」を変えるのが政権交代です。

政府高官

今日もミニ集会。いろいろご心配いただいている支持者の皆さんには、申し訳なく、感謝の思いでいっぱいです。

さて西松建設の事件について、「捜査は自民党には及ばない」と発言したのが、『やはり』というべきか、官房副長官だったとのこと。捜査が自民党に及ぶのか及ばないのか、私にはわかりませんが、このような発言が官房副長官という各省の事務次官を束ねる立場にいる方からでるというのは、問題を通り越して呆れてしまいます。

こういう余計なことをしゃべって物議をかもすような人が官僚トップなわけで、官僚任せの政治の危うさを改めて感じます。

連日のミニ集会

今日も２箇所でタウンミーティング。小沢代表秘書逮捕の件に触れないわけにはまいりません。知っていることと私の分かる限りを報告しました。

ご来場いただいている方のほうがニュースに詳しくて、「報道されている政府高官って誰？」という質問が出て、私のほうがビックリ。でも一様に「政権交代は必要」とおっしゃっていただいたことに本当に感謝です。

最新の世論調査の結果も聞きました。数字の見方はさまざまですが、政権交代への期待は変わっていないと思います。明日もミニ集会を続けます。

それでも政権交代の重要性は変わらない

本日小沢代表が記者のインタビューに答えていました。前回、かなり強い調子で会見していましたが、やはり怒りを抑えられなかったのでしょう。政治家としてのプライド・男の意地と見受けました。

ことの真相はまったく明らかになっていませんが、加熱する報道によって、私が一番危惧するのは、「自民もダメだけど民主もダメ」という世論になりはしないかということ。「自民も民主もダメ」で一番喜んでいるのは官僚・霞ヶ関のはず。

政権交代の重要性はまったく色あせていません。こんなときだからこそしっかりと伝えてゆきたいと思います。

「お上」の国の政権交代

ついこの間まで眉間にしわを寄せて「定額給付金なんてダメだ」といっていたマスコミも、いざ配られるとその話題で持ちきり。面白おかしく報道しているさまを見るにつけ、「メディアってヤツは・・・」と思ってしまいます。

定額給付金を手渡しする光景が放送されていましたが、本当にあきれました。本来自分の払った税金が戻ってきているだけなのに、給付金をくれる人（町長？役人？）に頭を下げている光景を電波に乗せるなんて。日本は「お上」の国なのだな、とつくづく感じました。

「お上」の国の政権交代は、本当に容易なことではないな、と改めて感じました。

支持者の皆さんに感謝

子供の寝かし付けをしていたら、自分が寝てしまいました。更新遅れました。

さて支持者というのは本当にありがたいもので、多くの皆さんから電話やメール、訪問など激励を頂きました。中には昨日のブログで、桜田門外の変のことを書いたら、「小沢代表を井伊直弼にたとえるのは間違っている。明治維新を遅らせたといわれている『平成の池田屋事件では？』」というご意見をいただきました（私は「思いがけないことがおこる日」という意味で書いただけで、誰かを誰かにたとえたつもりはありません）。

いずれにいたしましても、今回のことで政権交代の重要性が色あせることはありません。ご心配頂いている支持者の皆様には心から感謝し、またご苦労をおかけしていることをお詫び申し上げ、これからも一生懸命に頑張ることをお誓い申し上げます。

雪の降る桃の節句

今日３月３日はひな祭り、桃の節句。湘南・藤沢でも夕方から雪になりました。

桃の節句に雪といえば、「桜田門外の変」。時の江戸幕府　大老　井伊直弼公が水戸藩の浪士に襲撃され暗殺された事件です。私の亡くなった祖母は「春の雪はお上に障りがある」と言ってましたが、もっとも「桜田門外の変」がおこった３月３日は旧暦なので、いまより一ヶ月ほど後のことだったそうです。

それにしても今日はびっくりしました。

「もらう」んだそうですが・・・

今日夕方ごろ、携帯電話がメールのニュース速報を受信。何かと思えば「麻生総理、定額給付金受け取りを表明」。こんな話題がニュースになるようでは困ったもの。

そもそも「給付金」という名称が良くない。皆が払った税金が戻ってくるのだから本来は「還付金」。減税としてやればまだ分かりやすいし、事務経費もここまでかからなかったはず。

しかしそれにしてもこの３ヶ月ほどの騒動はいったいなんだったんでしょうか？