暫定税率の議論がかまびすしい中ですが、一言。
日本銀行の総裁は、ぜひ金融政策から財政政策に注文のつけられる人にして欲しい。財金分離は、財政からの金融の分離のためのことなわけで、私も諸手を挙げて賛成しますが、日本の経済状況においては、金融政策の立場から財政に注文をつけることが必要です。私が05年の予算委員会で指摘した通り、日本の経済政策は、金融だけにしわ寄せをし続けている。金融政策の面から財政に文句をつけるくらいでないと、日本の経済構造改革は難しいと思うし、逆に日本銀行総裁が、そういう注文をつけることができる人なら、日本経済はきっとよくなるはずです。
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