「暫定」とは、臨時の措置、暫く(しばらく)の間のこと。ところが暫定税率は34年間も続いているのです。そして今国会であと10年間延長されようとしています。延長されれば44年間。およそ半世紀です。
本当に道路を造る財源として必要なら、暫定税率などという中途半端なやり方ではなくて、真っ正面から本則において税率を上げれば良い。それをしないで、暫定措置を続けるところにうさんくささが漂います。道路をつくる財源が必要ということはとりもなおさず道路を造る必要性ということになるわけですが、「暫定」に見合う必要性なのかどうか、大いに検証する必要があると思うのです。
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