自治体ごとに行政ニーズが異なっているにもかかわらず、60年前の制度、60年前の考え方で道路を造り続けて本当に良いのか。税収だって増えないし、借金だって1000兆円もある。もちろん道路を造りたい自治体もあるでしょうし、福祉に力を入れたい自治体もあるでしょう。各々独自性を発揮してもらうのが地方分権であり、そのための一般財源化・自治体の独自財源化です。今のように特定財源制度を維持し、補助金制度を維持することが、中央官庁の官僚が、鉛筆をなめながら地方自治体に補助金をつける、ついでにマッサージチェアや野球のグローブを買う、そういう利権・既得権益の構図を温存することにつながってしまうのです。だから一般財源化です。
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