衆議院総選挙を経ないで二人の総理大臣が代わるのは、かなり異常。自民党の総裁選挙も、「総裁選挙で盛り上げろ」なんて発言をしている自民党の議員がいたけれど、所詮は自民党内の問題で、大多数の国民には関係なし。内輪もめのたぐいです。
そもそも安倍前総理だって、衆議院総選挙の洗礼を受けていない。参議院選挙の結果、辞めざるを得なくなりましたが、総理になれたのは、郵政解散300議席という遺産があったから。今またその「遺産」を相続する人を決めているに過ぎません。
普通の人が財産を相続したら、相続税でその財産は確実に減ります。二代三代と相続すると財産が無くなる場合だってある。総裁選挙を争っている候補者のお二人は、それぞれ総理大臣の息子、孫ですが、地盤・看板・カバンも親譲り、衆議院の議席まで相続というのでは、ちょっとどうかなと思います。
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