昨日の藤沢タウンミーティングは、スイス大使館から参事官と駐在武官(スイス陸軍大佐)をお招きして、国際貢献をテーマに講演。
日本で外国というとどうしてもアメリカのことになってしまいがちですが、世界には色々な国があり、その国の事情に応じた国際貢献をしている訳で、もちろん私もスイスと同じようにするべきだと主張するつもりもありませんが、考え方の一助として開催したのです。
スイスは、永世中立国として有名ですが、最近2002年に国際連合に加盟しました。国際連合に加盟するということは、加盟国としての義務が発生することになる。国際連合を中心とする集団安全保障体制に参加することになるのです。そのことを指摘すると、やはりスイスの中立政策は変容しているとのこと。また平和維持活動には参加しているけれど、武力行使を含むオペレーションには参加していない。アフガニスタン、イラクにも参加していないということでした。
自分の国を守るということと、国際貢献に参加することによって、自国の安全をより確保出来るようにするということ。事情は違っても政策課題としては同じです。
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