17日発表の国内総生産の速報によると、日本経済は2007年1−3月期に、前期比実質0.6パーセントの成長だったそうで、9四半期連続のプラス成長となりました。
しかし名目成長率は、前期比0.3パーセントの伸び。実質と名目が逆転していることから、まだまだデフレ脱却というわけにはいかないようです。
輸出は相変わらず好調ですが、今回のポイントは設備投資の減速。かわって消費が牽引車となりました。ただし今後の所得環境には注意が必要だし、6月からの住民税アップがどのように効いてくるのかという点についても要注目です。
景気自体は拡大を続けていることとなります。実感については全く別の問題ですが。
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