総務省が発表した労働力調査結果によると、2006年の非正規雇用が全体の雇用に占める割合は、33パーセント。3人に1人の割合で非正規雇用ということになります。
雇用者数は約5100万人。非正規雇用が増えれば増えるほど、厚生年金の空洞化も進むこととなります。
そもそも終身雇用制度を前提につくられてきた日本社会の仕組みではこの事態に太刀打ち出来そうもありません。国民全体のセイフティーーネットをどのように構築するのか。年金の一元化についても、公務員とサラリーマンだけでは問題解決にならないのは、この統計を見ても明らかです。
非正規雇用が増えるのは望ましいことではありませんが、現実を捉えた上での政策もこれまた必要なこと。是非とも全年金の一本化が必要です。
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