この度、SBIホールディングス株式会社の取締役(社外)に就任しました。6月27日の定時株主総会で承認いただきました。
このお話をいただいた時、不肖の身でありながらお受けしようと思ったのは、私自身が、「21世紀の日本の成長産業は金融である」という固い信念も、過去もそして今も持ち続けているからです。
昨今の円安でも輸出はあまりふるいませんが、もはや日本は貿易立国とは言えないと思います。2005年に貿易収支を所得収支が追い抜きました。つまり日本は投資立国なのです。
もちろん製造業は大切ですし、先端技術では常にアドバンテージを確保してゆく必要がありますが、日本の強みは、国内外に今まで営々と築き上げてきた資産があることです。その資産を有効活用し、日本の技術力と組み合わせることで、これからもより豊かで暮らしやすい国をつくること。日本はそうあるべきだと思います。
上場会社の役員になるのは初めて、株主総会も初めてでしたが、何事も経験。今までは政治そして行政から金融や経済を見てきましたが、経済の真ん中・実際の現場でより多くの経験を積んで、また皆さんや日本のためにお役に立てるよう、努力いたします。
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