前回の投稿に反響が結構あったので続き。やはり、多くの人が今の政治がわかりにくいと思っていることがよくわかる。
政策的なねじれは今に始まった事ではない。古くは戦前の二大政党政治。リベラル色の強かった民政党は、議会中心主義・国際協調路線・金解禁・緊縮財政。浜口雄幸首相は景気悪化による社会不安や軍縮により反発をかい、狙撃されて亡くなります。
その後は政友会の犬養政権。高橋是清蔵相が、リフレ政策すなわち金融緩和・財政出動・金輸出再禁止を行って不況から脱出。政友会は保守色の強い政権。
日本においては、欧米のようなイデオロギー対立、保守だの中道だのリベラルだのは、あまり意味が無いのかな、と思ってしまう。でもそれもまた良しか。政治とは現実の課題を解決してゆくことだから。
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