それにしてもいろいろなことが起こる。テレビや新聞の伝えることだけが政治じゃない。
さて、学生の頃、比叡山延暦寺に居候しておりました。居候だから修行したわけではありませんが、門前の小僧よろしく、少しは仏様の教えも聞きかじりはしました。
「慈悲」という言葉には、楽を与え、苦を抜くという意味があるのだそうです。単に憐れに思うことではないとのこと。
目先の帳尻合わせばかりにこだわって、耳に甘い話ばかりをすることは、相手のためにならない。厳しい現実かも知れないけれど、事実を伝えて、その上でできる限りのことをしてあげることこそが、本当の慈悲。苦を抜き楽を与えるためには、時として厳しく辛い判断をしなければなりません。
福島第一原発対応に復帰して2ヶ月。「慈悲」の心を忘れてはならんな、と思う。
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