2011年の貿易収支は31年ぶりに赤字。震災、タイ洪水、円高、そして世界経済の減速がその要因。
昨日の講演でも質問が出ましたが、21世紀の日本が何で食っていくか、日本の成長産業は何なのか、何にするのかが、いよいよ問われる時期だと思う。
財政赤字拡大の原因は、もちろん社会保障費の増大もその要因ではあるけれど、やはり景気低迷による法人税中心の税収減と、その落ち込んだ景気を回復させるために打ってきた景気対策に要した経費が原因です。
もちろん、税制改革はやらねばならない課題ではありますが、同時に21世紀の日本のリーディングインダストリーは何なのか、を明らかにする必要がある。成長産業から果実を得る可能性を、もっと産業政策の観点から追求してゆかないと。
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