衆議院任期はあと1年と8ヶ月。政権を担って2年と4ヶ月。
この間、リーマンブラザースショックによる予想外の景気の落ち込みと東日本大震災がありました。福島第一原子力発電所事故の完全収束にはまだ時間がかかります。加えて東南アジアの洪水によるサプライチェーン寸断が日本経済に与える影響も見逃すことはできません。さらにはヨーロッパの財政危機に端を発する金融危機。
これらの難問が山積しているところに加えて、一昨年の参議院選挙での敗北によるねじれ国会。09マニフェストは全体の約4分の1程度実行しましたが、ねじれ国会によって後退を余儀なくされているのが実情です。
新しい政策課題として日本の財政再建・消費税問題が浮上しましたが、せめて政権担当2年間で、約束したマニフェストの半分くらいの進捗が必要だったと思います。そうなっていない理由と事情をキッチリと説明すること。そこからスタートしなければ新しい政策課題に理解を得ることは容易ではないと思います。
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