先週の慶應義塾大学に続いて京都大学大学院で講演。若い若いと思っていたら自分ももう46歳。大学で学んだのは20年以上前のことになりました。かつて自分が学んだ教室でお話しするのは面映い。
明日の日本を背負うことになる学生さんに、私の感じる日本社会の問題点をお話しました。
学生さんは工学部の皆さん。今の日本、理科系の人がもっと頑張らないと。科学技術立国という割には、理科系の人が優遇されない。しかしそれには理科系の人間にも原因があって、自分の専門以外のことにも幅広く興味を持たねばなりません。
バブル以降、日本には根拠のない自信が蔓延しているように思う。原発事故がその際たるものです。もっと物事を論理的、合理的に捉えて、謙虚に努力を積み重ねてゆくこと。技術者だけではなく、経営者も、もちろん政治家も。
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