今日は朝から寒い一日となりましたが、各地でイベントたけなわ。その中で、農業者の方や高齢者福祉施設の施設長さんと懇談。話題は食料自給率に。
日本の食料自給率は、カロリーベースで算定されているものがよく使われますが、果たしてそれが適当か、というご意見。
栄養過多で成人病となる人が増える中、伝統的な日本食に回帰するべきではないかと、農業者の方。カロリーベースでは、野菜は反映されにくい。そのためにも食料自給率は重量ベースとか生産額ベースで考えたり、生産品目ごとにこまかい自給率を出すべきではないか、というもの。
実際、高齢者福祉施設などでも、給食はカロリーが基準になっているとのこと。無理矢理カロリーを基準にあわせるためにバターを使ってみたりして、きてれつなメニューになるのだそうです。
カロリー万能主義から健康志向を踏まえたものに改めること。傾聴に値するご意見でした。
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