正午より政策調査会拡大役員会に出席。この度財務金融部会座長となりました。政調としての参議院選挙総括については、「衆議院マニフェストを変更したことが敗因」との声が殆どの出席者から上がりました。私自身もこのブログでも書いたように、「衆議院選挙マニフェストの評価は次の衆議院選挙でしてもらえればよい。一年も経たないのにマニフェストを変更することは、嘘つきの誹りをまぬがれない。その象徴が消費税発言だ」と発言しました。
しかしそれにしても、今日は朝から報道で国家戦略室を縮小するとの報道が。これも衆院選マニフェストの変更です。出席者からはこれについても問題視する発言あり。夕方、選挙区で某団体の総会・懇親会に出席しましたが、その場で「国家戦略局やめるんだって?」と質問され、このままでは、ますます民主党の公約はあてにならんと言われるのではないか、そんなふうに感じます。
その政調役員会で、私は今ひとつ発言しました。「平成22年度予算は、よくできた予算だと思う。税収減によって実現しなかったこともあるが、ほんのわずかな政策を除いて、ほとんど実行できた。それも民主党政権になってから、新しい借金は増やしていない。こども手当や高校授業料無償化も、税制改革といっしょにやっているから、金持ちほど所得税・住民税が増税になる。それを分配していることをもっと強調しても良い」「こども手当や高速道路無料化でよろこんでいる人だっていっぱいいる。自信を持ってうったえるべきではなかったか」。
野党時代はひたすら攻める選挙。与党になってからは、守りながら攻めなくては。夕方の某団体の懇親会でも、出席者から「民主党はひ弱だね」とご指摘いただきました。
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