中塚一宏の「いっこうで行こう！」

「政局よりも政策」だからこそ、選挙が大切！

選挙を先送りする理由として使われてきた「政局よりも政策」。その挙げ句の果てが、政局一色の今の自民党です。
政治にとって一番大事なのが、政策であることは言うまでもありません。私もそのつもりで議員立法に邁進して参りました。
しかし政策が大切だからこそ、その政策が良いか悪いかを決めてもらうのが選挙。選挙をしないで政策を実行するのは、国民に対して「お前ら黙っとけ」と言っているのと同じことです。
大事なことほど選挙で決める。民主主義の基本中の基本です。

借金してカネをばらまくのが景気対策ではない。

「政権交代は景気後退」と麻生総理が述べたそうですが、恥ずかしくないのかと思う。
民主党の政策の財源について、捻出できないから景気回復できないと言ったのだそうですが、借金しまくってカネをばらまくしか能がない政党の代表に言われたくありません。
この景気の悪いご時世、どんなご家庭でも会社でもムダをなくす努力をされているわけで、国も同じ努力を行うべきです。
せめて天下りを全廃してから言っていただきたい、そう思います。

地方分権が注目を浴びるのは良いことだと思う

今日もミニ集会２会場。やはりテレビの影響か、宮崎県知事の件が話題に。
でも私の支持者の皆さんのありがたいところは、地方分権の話題としてお話しいただけること。なにせ地方分権というのは関心の薄いテーマ。地方分権によって何が変わるのか、よく分からないというのがその理由ですが、実はとても大切なテーマ。なにせ皆さんの生活と密接に関わっているのですから。
民主党は補助金を廃止して、一括して使途を特定しない交付金として地方自治体に渡すというもの。地方自治体に使い道を決めてもらうようにするというもので、私はこの法律を議員立法で国会にも提出しました。審議もされないで廃案になりましたが、是非またやりたいと思っています。

マイケル・ジャクソン世代

マイケル・ジャクソンも５０歳だったか。自分も４４歳になるわけだ。
高校生から大学生の頃、マイケル・ジャクソンは一世を風靡していました。私もロックバンドをやっていて、マイケル・ジャクソンの音楽とはちょっと違った（私はハードロック）のだけれど、ビデオクリップのインパクトは凄かった。
当時日本でもMTVが紹介されだした頃と思いますが、マイケル・ジャクソンのビデオは他のもとはまったくクオリティが違った。というよりもマイケル・ジャクソン以来、ミュージックビデオの質が飛躍的に変わりました。それまではただ演奏しているところを写しているようなものが大半だったのですから。
確かにマイケル・ジャクソンは凄かった。残念です。

「なんでもあり」

宮崎県知事の国政転身、どうも腑に落ちない部分が多い。「当たって砕けた？」でも書いたように、どうもウラがあるような気がする。

総理大臣になれるかどうかは別にして、総理候補になることはできる。総裁候補になることはできる。古賀選対委員長の派閥に入れて衆議院選挙に擁立。総選挙後、古賀派の総裁候補として総裁選挙に立候補することを前提に、「自民党は変わった！」と東国原氏が全国を遊説することを考えているのではないか？

これなら今、自民党内で反発を買えば買うほど都合が良いわけです。「古い自民党をぶっ壊す」と言えるわけですから。

杞憂なら良いのですが、自民党はなんでもあり。ありそうな話だと思いました。

あれから１６年・・・

平成５年、いまから１６年前、衆議院解散。宮沢内閣の不信任案可決。その時にも東京都議会議員選挙が行われました。私は当時できたばかりの新生党の議員秘書。新生党公認の都議会議員候補もいたと記憶していますが、確か敗れたはず。でもその後の衆議院総選挙では、新生党は大躍進いたしました。
時代は変われば変わるもので、今は一国の総理大臣が都議会議員選挙にしゃかりきです。
一方、「首長連合」が発足。地方分権を選挙の争点に求めています。地方分権は、とある世論調査によれば、分かりにくいのだそうで。地方分権して何が良くなるのか分からないというのがその理由。でも一番大事な政策課題です。

「当たって砕けた」？

今日も挨拶回りの行く先々で話題になるのは、宮崎県知事の話。
他党のことなのでコメントのしようがありませんが、衆議院出馬の是非はともかく、選対委員長が頼みに行ってその面前で条件闘争になるなど、ちょっと政治の世界の常識では考えられません。
何かウラがあるのかな、という気がしなくもありません。出馬の確約がなければ、マスコミにオープンにして会いにいくとは思えないからです。
もし「当たって砕けただけ」だとしたら、メチャクチャな話。そんなこと、あるのかな？

総総分離

総理大臣を辞めさせることができるのは総理大臣だけ。唯一の例外は内閣不信任案の可決です。
麻生降しというけれど、自民党の総裁は代えられても、総理大臣は代えられません。総理大臣と自民党総裁を別々の人が担う、いわゆる「総総分離」ですが、仮に与党が勝ったとして選挙後は総裁が総理になるのか、それとも総理大臣がそのまま続けるのか、これもよく分かりません。
こういう議論が出てくること自体、末期症状。議院内閣制において、与党の総裁が総理ではないのは、よほどの理由がない限り、異常です。「責任政党」ならこういった奇策はもちいないはずですが。

麻生総理はお祖父ちゃんに学べ

「麻生降ろし」に多くの賛同が集まっているのだそうで。
野党は次の選挙に勝つことが至上命題。対して与党は今までの政策が評価されるわけで、与党・野党とも代表が代わるのは国民の審判が一番大きいファクターです。
政党の任期で総理を代えるのは本来あってはならない話。選挙に勝とうとする野党ならまだしも、与党の党首が代わるのは、「選挙に負けた時」だけです。
そういえば、麻生総理のお祖父ちゃんの吉田茂氏も、最後は解散しようとして果たせず、やむなく辞任したそうで。ただしお祖父ちゃんが偉かったのは、辞任の際に、野党民主党に政権を譲ったこと。自分に理あらずと感じた時には、選挙をしないで野党に譲る。
麻生総理にできますか？

後８０日余

そろそろ解散総選挙がいつか、ということに意味がなくなってきました。分水嶺は天皇陛下が海外にご出発になられる前と後で
御出発前の解散なら７月２６日か８月２日。８月９日、１６日はさすがにやらないでしょう。天皇陛下御帰国後だとすると、８月２３日、３０日、９月６日。
鳩山邦夫前総務大臣の話が事実なら、総理は解散権を行使できないかもしれません。小泉政治と決別したいと思っていた麻生総理は、西川日本郵政社長の更迭をいったん決めていたのに後から撤回。盟友を切りました。自分のおもい通りのことができない人は権力者ではない。任期満了か、総理交代か。自民党の総裁が変わっても総理は辞める必要がないので、総総分離か。さてどうなることやら。