総理大臣を辞めさせることができるのは総理大臣だけ。唯一の例外は内閣不信任案の可決です。
麻生降しというけれど、自民党の総裁は代えられても、総理大臣は代えられません。総理大臣と自民党総裁を別々の人が担う、いわゆる「総総分離」ですが、仮に与党が勝ったとして選挙後は総裁が総理になるのか、それとも総理大臣がそのまま続けるのか、これもよく分かりません。
こういう議論が出てくること自体、末期症状。議院内閣制において、与党の総裁が総理ではないのは、よほどの理由がない限り、異常です。「責任政党」ならこういった奇策はもちいないはずですが。
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