中塚一宏の「いっこうで行こう！」

「政権交代のために我が身を捨てる」

はっきり申し上げて言いたい事はいっぱいある。マスコミにも党内にも。

それでも小沢代表の決断を了としたいと思います。なにせ４０年衆議院議員を務めてきた方、政権交代に残りの人生を賭けるとおっしゃっている方が、いろいろな要素を総合的に判断した結果なのですから。私がとやかく言う筋合いではありません。

今日代表ともお目にかかりましたが、ひじょうに元気そうで安心しました。とにかく代表が記者会見で何度も繰り返していた「挙党体制」、これが一番重要です。

こうして借金は積み上がってゆく

政府・与党は今週中にも補正予算案を通過させる魂胆。経済危機だから、ということで何が何でも押し切るつもりのようです。

不況で民間が金を使わないから変わって政府が支出する、というのは一見理屈に通った経済対策のようですが、だからといって何でも良いかというとそうではない。穴を掘って埋めるだけよりももっとたちの悪い経済対策が紛れ込んでいる。だから経済対策分の借金がいつまでたっても返済できないのです。

危機だから何でもあり、がここまで借金を積み上げた最大の原因です。過去の経験からしても明らかです。

自治とは「みずから治める」ということ

昨年の道路特定財源の一般財源化・暫定税率失効問題の際、知事会が道路特定財源と暫定税率の維持を主張していましたが、このような主張は霞ヶ関の受け売り。すなわち地方分権ではない。国からもらえる補助金をもっとほしいと言っているだけのことなのですから、「奴隷になりたい」と言っているようなもの。地方分権を志す知事なら、一般財源化・地方独自財源化を言うはずです。

知事会のみならず、市長会もぜひ声を上げてほしい。自由に使えるカネ、国に気兼ねしないで使える予算。これこそ本当の地方分権だからです。

橋本知事には地方分権で頑張ってほしい。

大阪の民主党の事情は良くわかりませんが、橋下知事の地方分権に関する発言にはうなずけるものが多い。

「地方自治体は国の奴隷」発言もそのとおりと思う。地方自治といいながら、予算面では３割自治。つまり３割しか財源がない。補助金や交付税でがんじがらめになっているからです。

そもそも知事自体が中央省庁出身者が異様に多い。霞ヶ関の官僚が都道府県に出向して知事選挙に立候補することが多いからです。全国知事会だって総務省の天下りポスト。

国と地方自治体は本来同格のはず。上下などありません。ヒト、モノ、カネの自由を地方自治体に与えるべきなのです。

補正予算、４６基金に４兆円以上

戦国時代、敵に渡すくらいならと、自分の城に火を放つ武将がいたそうですが、今の自民党・官僚機構がまさにこれ。補正予算に基金を計上すること自体問題です。それも新規。補正予算は予見しがたい費用の計上のために用いるのですから、基金をつくるのは不適当です。

規模だけ大きくしようとするからこういった手法も使うのでしょうが、いまのうちに借金しまくってできるだけ国民の税金を略奪しようという魂胆がミエミエ。このこと一つをとってみても、景気対策の効果がないのは明らか。こんな予算を早く通せといわれても無理な相談です。

「政権交代は生易しいものじゃない」

今日でゴールデンウィークも終わり。藤沢市内約３００箇所で街頭演説をしました。来年は子供を泊りがけでどこかに連れて行ってやれるようにしたいものです。

先日久しぶりにお目にかかった方から、「政権交代は生易しいものじゃないよ、という意味が良く分かったろう」と言われました。日本で選挙が行われて約１２０年。官僚機構はそれより歴史が古くて約１４０年。一度も選挙を通じて政権交代したことがないわけで、ある意味政権交代は「革命」と同じこと。

連休明けたらいつ選挙があってもおかしくない状況。いよいよラストスパートです。

去年の今頃は・・・

今年の連休は寒い。雨をかぶりながら街頭演説。ホントに寒い。

さてＵターンラッシュのニュースですが、昨年の今頃は、ガソリン税の暫定税率が失効してガソリンが安くなっていたころ。その時には「ガソリンが安くなると、自動車がたくさん走るようになって、地球温暖化が進む」と盛んにマスコミは言っていたはず。今年は高速道路代が１０００円になってあちこち渋滞しているのに、「高速道路代が下がったから地球温暖化が進む」という論調は見かけない。

マスコミっていうのは、政府・自民党の言い分しか放送しないんだなと、つくづく思います。

凧

昨日、明日からサンダルにしますと書いたら、今日は風向きが悪く、地引網は中止。昨日南風が吹いていたので、天気悪くなるだろうなと思っていたのですが、晴れでも波が荒ければ船は出ません。

そのかわり、強風ですから凧はぐんぐんあがってました。街頭演説の合間におじゃました凧あげ。写真の凧は寒川町小動（こゆるぎ）の有志の皆さんの凧。小さく見えますが、四間四方（約７・２メートル）あります。圧巻でした。

風がないと凧はあがりません。風がなければ自分で走って風を起こせ。小沢一郎の教えです。風任せの選挙でなく、とにかく走り回ります。

連日、地引網

ゴールデンウィーク、連日の街頭演説の合間に、毎日地引網に参加。民主党所属市議主催、応援いただいている団体主催、町内会主催・・・初夏の湘南は日差しもだんだん強くなっていますが、ことしは気温が低く、吹き抜ける風が気持ちいい。

そろそろ、サンダルの季節になりました。クールビズもさることながら、履物はやはりサンダル。今日は革靴だったのだけれど、明日からはサンダルにします。

ジャーナリズムとは？

新聞も読まないしテレビも見ない私ですが、「マスコミってヤツは」と思わずぼやきたくなる。

北朝鮮のミサイル・ロケット発射のときはそのニュース一色。新型インフルエンザになったらなったで、これまたまったく同じ。河村さんが名古屋市長になったら、パパラッチのように追いかけて、政策報道は一切なし。

視聴率が取れればいい、販売部数が増えればいいのかもしれませんが、ジャーナリズムはいったいどこに行ったのか？まぁ読まない私が言ってもしょうがないのですが・・・