4月に解散総選挙、なんて言っている自民党の実力者がいますが、私は4月に解散総選挙にはならないだろうと思う。
1)第二次補正予算、来年度予算、関連法案が全て成立するのは、5月以降になるのではないか?全て成立しないと解散できない。審議中の法案は解散になると廃案となるのだから。
2)評判の悪い定額給付金も、年度内実施は極めて難しい。またろくすっぽ制度設計をしないで市町村に丸投げしてしまったので、たいへんな混乱が予想される。事務上の不手際などからもらえない人が続出したりして、さらに評判は落ちる。
3)年末年始何とか乗り越えられるという中小企業も、年度が替わったら分らないと皆おっしゃる。景気の悪化は年度が替わると本格化する気がする。
こんな状況下、4月に解散総選挙なんかできますかね?東京都議会議員選挙だって6月末にはあるのだから。4月以降にイニシアティブをもって麻生総理が解散できるタイミングはありません。選挙があるとすれば、追い込まれて解散せざるを得ない場合のみです。
コメント