いつになるか分からなくなった解散総選挙ですが、二次補正予算の成立を待ってからだとすると、定額給付金の給付時期と解散が大きく関係するのではないか。第二次補正予算案の骨格は発表になりましたが、中身はつまっていないものも多く、補正予算案の作成自体も紆余曲折が予想されます。
補正予算案の作成に約一ヶ月。提出は11月末になって、それから審議がスタート。おそらく一時補正予算案のようにスムーズには行かないでしょうから、予算は30日、法律には60日成立までに時間がかかります。場合によっては1月末までかかるかもしれず、そうなると定額給付は2月または3月の実施。総理公約の年度内ぎりぎりです。また補正予算に時間をとられると、来年度の本予算が遅れかねません。
「解散したくない総理」がタイミングを見計らうとすると、民主党が徹底抗戦してもしなくても定額給付金の年度内実施はひじょうにタイトな日程なので、さらにその隙間を狙ってということになる。きっと総理自身も暗中模索でしょう。
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