高度経済成長時代、今よりはるかに貧しく給料も安かったわけですが、それでも皆「一生懸命がんばれば必ず良くなる」と信じて働きました。収入以上に借金してテレビや洗濯機を買っても、消費が伸びることによって経済が拡大し、それによって収入も拡大しました。
「安心・安全」が大切な理由は正にここにあります。「希望」があれば人は頑張れる。その下支えになるのが「安心・安全」です。
ギリシャ神話のパンドラは、「開けてはいけない」と言われていた箱を開けてしまいました。その箱からは、様々な災いが飛び出しましたが、最後に残ったのは「希望」です。経済が悪いから選挙ができないなどというのは、理由にもなりません。経済政策をかかげて国民の信を問うこと。選挙によって「希望」を生み出すことこそ、今一番必要なことなのです。
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