「解散総選挙のための総理」自他共に認めていたはずが、どうも揺らいでいるようです。
一番いただけないのは、解散日程が決まらない理由。「政治空白をつくらない」というけれど、選挙をやっていても必要な政策は打てるし、衆議院解散中でも参議院には緊急集会というのもある。内閣が無くなるわけでもありません。
どちらかと言えば、今の内閣がだらだら続くことの方がはるかに政治空白です。昨日も緊急対策が発表されましたが、それでも株価は下落を続けました。「昔の名前で出ています」みたいな政策を規模を大きくして羅列しても、マーケットは反応しないわけです。
総理は「日本は期待されている」と思っているようだけれど、1年ちょっとで総理大臣がころころ代わるような国に、期待が集まるわけはありません。G8の議長国なのに金融サミットさえ日本で開けないのですから。
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