現役世代の負担を減らすといいながら結局、健康保険組合の破綻を招く後期高齢者医療制度。そして何の対策も講じようとしない政府・自民・公明の与党。政管健保加入者が増えると財政支出が結果として増えることになるにもかかわらずです。
かつて「医療費は悪者か?(6月29日)」でも述べましたが、政府与党はとにかく医療費を悪者にしたいらしい。持続不可能な制度を導入し、医療費を悪者にすることで、結果はどうなるか。公的健康保険は廃止、民間の第三分野生命保険を使ってください、政府はそういう世論誘導を目論んでいるのではないか。暗澹たる思いがいたします。
世界に冠たる日本の国民皆保険制度を維持する為にこそ改革が必要。アメリカだってメディケアを整備しようと必死になっているのですから。
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