医療費が増えると財政が破綻する。テレビや新聞で盛んに喧伝されています。でも本当にそうなのか?検証は殆どといっていいほどありません。
少子高齢化社会ですから、確かに高齢者の医療費を中心に、医療費が増大するというのはもっともらしいはなしではあります。しかしこれまでの日本の財政状況を見ると、赤字が増えたのは医療費が問題ではなく、公共事業費の増大と銀行に対する不良債権処理のための公的資金投入が原因です。
だから医療費だけが悪者というのは当たらない。公共事業費や不良債権処理に費やした税金のことをなぜ論じないのか。疑問に思います。
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