中塚一宏の「いっこうで行こう！」

政局怪情報

今日はポスターを張り替えながら２０カ所ほど街頭演説。それにしても暑い。またまた日焼けで黒くなりました。
今日は朝から政局怪情報。真偽のほどは（？）なので、中身は書きませんが、私自身は当然想定の範囲内。さらに黒くなりそうですが頑張り通します。
昨年の参議院選挙、なぜ自民党は大敗を喫したのか？それは衆参ダブル選挙にしなかったから。衆参同時のダブル選挙にしていれば、参議院での与野党逆転を許すことは無かったはずです。いつの時にも「攻撃は最大の防御」、「本当のリーダー」なら当然そう考えるはず。福田総理が「本当のリーダー」かどうかは私は知りませんが、そういう判断をする可能性は十分あると思うのです。

「やかましい」

太田誠一農水大臣ご本人は、心の底からそう思ってらっしゃるのでしょう。説明責任という言葉をご存じない、古いタイプの政治家です。
だから皆さん、「やかましく」主張しましょう。黙っていたら、いいようにやられてしまうだけ。とにかく政府に、自民党に、そして政治に「やかましく」意見を言い続けましょう。そうでなきゃ世の中変わりません。

経済対策の要点

目先のことしか言わないからバラマキになる。バラマキでないためには、政策の背景にビジョンが必要です。
財政状況もたいへんに厳しいので、安易に赤字国債を発行するわけにはいきませんが、現下の経済情勢を見れば、やはり特効薬は所得課税減税でしょう。
企業収益は改善しましたが、雇用者所得は減少の一途。これでは消費は盛り上がりません。企業収益が給与に反映しないつまり労働分配率が上がらないなら、財政による所得再分配の出番です。
法人税を課税強化して、それによって所得課税を減税すること。これによって内需主導の経済成長に持って行くべきです。

ギョーザ

うちの息子も娘も大好きです。
さて、冷凍ギョーザ問題。日本政府は本当にダメだなと思う。７月初めに中国から伝えられていたのに日本国内に公表しなかった。公表しなかったことによる利益と、公表したことによる損失を、きちっと説明するべきなのに、何も言わない。中国に対する配慮とは一体何なのか。配慮の中身を説明する責任が日本政府にはあると思うのですが。

政府、景気判断を下方修正

「上りきってもいないのに下り坂」　ー　綾小路きみまろみたいですが、おおかたの人の実感は、こんな感じでは無いでしょうか。２００２年を底に拡大を続けてきたと言われている景気ですが、好調だったのは企業収益であり、個人にとっては収入が増えないどころか減り続けて来ました。だから実感なき景気拡大だったわけですが、頼みの企業部門もここにきて失速。外需が落ち込んだのが大きい。
内需主導の経済成長を続けるために、政策はどうあるべきか。今政府与党でも景気対策の必要性が言われていますが、短期の景気対策と長期の経済政策の方向性をそろえて、打てる手はすぐに打つべきです。

「一里四方」

中国製冷凍ギョーザへの殺虫剤混入事件は、回収されたギョーザが中国国内に流通、それを食べた人が食中毒症状をおこしたことによって、中国国内において混入された疑いが濃厚となりました。
低下し続ける日本の食料自給率。冷凍食品まで海外で作って輸入。安心・安全な食べ物を安定供給するには、国内の食料自給率を上げる必要があります。藤沢在住の古老から、「食べ物は一里四方」という言葉を聞きました。４キロ四方でとれたものを食べていれば間違いないということです。地産地消ということですが、今一度良く考えねばならないテーマです。

「上げ潮派」「財政規律派」３

そもそも「上げ潮派」というのがよく分からない。経済成長重視とか言われるけれども、法人向けには甘アマの政策が多いのですが、個人・家計に対しての負担増は容認しているわけで、これでは国民目線とは言えないと思います。その意味では「財政規律派」とはあまり変わらない。五十歩百歩です。

財政構造改革とは、制度仕組みを変えることであって、負担増のことではありません。制度仕組みとは、特別会計に入る特定財源や保険料・公共料金、一般会計に入る税収を総合的に勘案すること。単なる消費税率だけの問題ではないのです。各歳入の割合を変えると同時に、各歳出の配分も変えてこそ構造改革。しょせん自民党内の権力抗争に惑わされてはいけません。

「上げ潮派」「財政規律派」２

自民党の党内対立ばかりをクローズアップして物事の本質から目をそらせるのはもうそろそろやめた方がいいし、もうそんなことにだまされる有権者もいらっしゃらないと思います。路線対立のように見えてもしょせんは自民党の枠内。大きく政治が変わることなどありません。「小泉改革」なるものでお分かりになったことと思います。
「財政規律派」は論外ですが、「上げ潮派」にしても引き上げないのは消費税だけのこと。毎年の年金保険料の引き上げ、後期高齢者医療制度、所得課税の定率減税の廃止については、だんまりを決め込んでいます。財政構造改革とは無縁なのです。

「上げ潮派」「財政規律派」

「あげしお」なんて言うから、おせんべいの種類かと思ってましたが、経済成長重視する人たちのことなんだそうです。対して増税により財政再建するべしという人たちを「財政規律派」というのだそうです。

テレビや新聞は、自民党の「上げ潮派」と「財政規律派」の党内抗争を煽り、面白おかしく記事を書いているわけですが、これも自民党の中、限定のはなし。国民の皆さんの関心は他のところにあるはず。どのみち「上げ潮」も「財政規律」も、国民生活のことなど考えていないからです。

再び竹島問題

米政府機関の地名委員会が竹島の帰属先を「主権未確定」から「韓国」に変更。町村信孝官房長官は日本政府としては過度に反応しないとの判断を示しました。こんなに情けない話は無い。
所詮日米関係なんてそんなものです。「日米関係はかつてないほど良好」とか「日米同盟」とかいうけれど、日本の片思いあるいは勘違いであって、アメリカはそんなに日本のことを重要視してないということでしょう。
しかしそれにしても事なかれ主義で二国間関係がうまくゆくなどと思ったら大間違いだ。言うべきことを言ってこそ本当の信頼関係が生まれる。日本政府の対応は言語道断だと思います。