人殺しがいけないのは、法律で禁止されているからではない。人間のモラルの問題です。ことほどさように、「法」というのは法律だけではなくて、判例や道徳、そして慣習なども含めて「法」なのです。
問責決議案にはたしかに法律的な拘束力はありませんが、だからといって、法律で決まっていないから何をしても良いというものではない。昨今の殺伐とした風潮、「法律違反でなければ何をしてもいい」「自分だけ良ければいい」を生んでいるのはまさに政治にも問題がある。魚は頭から腐ると言います。
与党は、衆議院で内閣信任案を議決するということですが、そんなことをしたら世界の笑い者になることがなぜ分からないのか。問責決議案の意味をもっと良く考えるべきです。
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