政局を読む上で必要なのは帰納的な考え方。演繹ではありません(演繹と帰納については、webを参照のこと)。
ここの事象を集めて一般原理を導くのが帰納法ですが、正しい事象をいくら集められるかが、一般原理を導くカギとなります。
3、4月の解散がいわれているけれど、本当にできるか?予算成立後の解散ということで、3、4月の解散がまことしやかにささやかれていますが、それは難しいのではないかと思う。
私は衆議院在籍当時、ずっと財務金融委員会に所属していました。旧大蔵委員会ですが、別名「夜暗委員会」と言ったものです。2月来年度の予算案が審議される予算委員会が連日開かれますが、財務大臣(大蔵大臣)は予算案の所管大臣ですからずっと出席しなければなりません。その予算委員会が夕方5時とか6時に終わった後、今度は歳入面の法律、税法や特例公債発行法案(赤字国債発行法案)を審議します。だから外は真っ暗。夜なべして審議するので、「夜暗委員会」と揶揄されてきたのです。
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