ねじれ国会第2幕は、一体何が起こるかまったくわかりません。外交安全保障のように、「足して2で割ることができないもの」については、反対してゆくのは当然のことですが、話し合い、歩み寄りの余地のあるものに関しては、議論をしてゆくのはやぶさかではありません。
ただし、どういった経緯で話し合いが持たれ、どういう議論が行われ、どういう結論になったかは、きっちりと説明をしてゆく必要がある。ここらあたりにねじれ国会における政策実現プロセスの鍵があると思う。つまり徹底した情報公開が必要であるということです。
その際に、いわゆるマスコミの皆さんには、ぜひ政策報道に重きを置いていただきたい。誰と誰が会ったとか、誰が誰の悪口を言っているとか、そんな話は瑣末なことです。党首会談にしても、政策の中身がほとんど報道されていない。民主党から大臣が何人出るなんていうのは、どうでもいいこと。大切なのは政策です。
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