5000万件の消えた年金。その5000万件分の納付年金保険料の総額は、なんと2兆3500億円になるんだそうです。
機械的な計算ですから、実態は分からないのですが、それでも2兆3500億円と言えば消費税約1パーセント分です。それだけの保険料が宙に浮いている訳です。
この話を聞くと、消費税の引き上げなんて、とてもではないけれど納得することは出来ません。また保険料が浮いているのが2兆3500億円ということは、給付の際には税金を併せて給付することになる(基礎年金の場合、3分の1は税金)ので、財政負担も増えることになります。
いずれにしても、消えた年金記録の保険料総額が分からないことのほうが問題。これだけ聞いていると、とてもではないが、3月までの照合は、無理そうな気がします。
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