報道によると、耐震強度偽装事件を受けて、建築確認審査が厳格化されたため、住宅着工件数が減少しているのとのこと。景気への影響も懸念されるとしています。
しかし、本来のあるべき姿から考えれば当然のことであり、今までのほうが異常だったというべきでしょう。もちろん、住宅着工件数の減少が、建築確認審査だけが理由かどうかは分かりませんが、厳格化される前は次々と建築確認申請が下りていたわけで、居住の安全性を犠牲にしても住宅建設を優先していた、それが日常化していたとしたら恐ろしいことです。
結局効率を上げることにならなかったわけで、いわるゆ「構造改革」が、いい加減なものであった証左です。これもまた「構造改革」ではなかったということです。
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