会談を受ければ受けたで、密室だと言われ、会談を断れば、何でも反対かと言われる。政治家というのはなかなか割りにあわない仕事だなと思う。まあもちろん、小沢代表も福田総理も、割にあうから政治家やっているのではないだろうけれど。
福田総理も訪米を目前にして、必死ですね。
もちろん、話し合えば何らかの解決策が見いだせることは十分にあり得ることだし、政治の世界は一寸先は闇の世界。しかし問題の根源は、初めての本格的なねじれ国会にある。
おそらく、現行憲法をつくった時には、今日のような政治状況は想定していなかったのではないか。かつては貴族院だった参議院は政党化が進み、解散もない。3年間は今のままの状況が続く。参議院選挙は、確かに政権を直接選ぶ選挙ではないけれど、向こう3年間の政治の枠組みを決めるという性格を持つ選挙になった。
この事態には、政治の枠組みを変えるか、政治の仕組みを変えないと対処できません。福田総理はそのことに気がついたのではないか、そう感じました。
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