アメリカでの同時多発テロから6年、郵政解散から2年。
郵政解散で得た衆議院の圧倒的多数という遺産で、何でもかんでもやりたいというのには、かなりのムリがある。参議院は政権選択の選挙ではないと言ってはみたものの、ここまで負けるとは自民党も考えていなかったのでしょう。政権は2つのエンジンの片方がストップ、片肺飛行でダッチロールしています。
テロ特措法の延長にしても新法提出が報道されていますが、国会承認規定を削除するとのこと。延長のための延長新法ですが、きわめて大きな問題です。国会承認が通らないからその規定を削除するというのはまったくもって暴挙。シビリアンコントロールもぶん投げようというのですから。
民主党は、国連でオーソライズされた活動なら参加すると主張しているのですから、なぜそれを首脳会談でアメリカに主張をしなかったのか。「主張する外交」ではないのですか、安倍総理。
コメント