払う時は給料から有無を言わさず天引きで徴収をされる保険料。国民年金の保険料だって、払わなければ督促状が来るし、納付督促に応じない場合には、財産の差し押さえ等、強制徴収まで実施されています。
にもかかわらず、集めた保険料がキチンと管理されておらず、今回のように支払者不明になってしまっている。加えて、自分の年金記録が正確に残っているかどうかは、自ら問い合わせないとダメだし、新たな保険料納付記録が見つかれば、自分自身で裁定要求を新たにしなければならない。これがどう考えてもおかしいと思うのです。
そもそも、国のミスで保険料納付記録がなくなり、給付漏れが発生しているのですから、これは国の責任において、保険料納付記録の洗い直しを何より優先して行うべきなのです。
「永田町の常識は世間の非常識」と言われて久しいものがありますが、今回ほどそれを実感するケースは珍しい。政府の責任を果たすべきです。
コメント