衆議院予算委員会の来年度予算審議がスタート。今日は移動中の車の中で聞いていました。昼過ぎごろですが、ちょっと違和感。私が現職の頃は、初日の質疑の場合、与党の持ち時間は午前中までが一般的でした。今日は夕方近くまで与党の質問だったようですが、これも巨大与党の成せるわざ。国会は、質問の持ち時間も、国会議事堂の中の部屋割りも、すべて所属議員の数に応じて割り振るものだからこうなってしまう。
さて、今日の審議は「テレビ入り」。つまり与党も野党もアピールする絶好の機会な訳ですが、テレビが入っていない時の審議では、与党の質問は「審議促進」のために、殆ど行われていないのが実際です。
何度か指摘しましたが、議院内閣制においては、政府=与党。与党が政府に質問するのは、八百長みたいなもの。テレビ中継がない時にはやらないものを、テレビカメラが入っているからといって延々と質問するのは、いかがなものかな、と思います。
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