人を疑うのが好きなわけではありませんが、小沢氏のこの10年近くの歩みを見ていると、どうしても用心深くならざるを得ません。好んで野党暮らしをしようなどという与党政治家など数えるほどしかいない。だからこそ私は小沢一郎氏を尊敬しているのですが。
平成5年に自民党を離党して新生党をつくり、細川連立政権を発足させ、その後も数多くの新党を立ち上げました。多くの皆さんから多大なご期待を頂いたにもかかわらず、新党運動が成就してこなかったことが残念でなりません。
来年の参議院選挙で野党が与党を上回る議席を得ても、選挙終了後に与党から切り崩されて、せっかくの与野党逆転が台無しになってしまっては、期待を頂いた支持者の皆さんにまた申し訳ないことになるのではないか、そう思うのです。
自民党政治ではダメ、新しい政治を実行したいという人たちと、しっかりと手を握ることが必要だと心から感じます。
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