通常国会が終わろうとしています。この国会は、4点セットと言われた「耐震強度偽装」「ライブドア」「官製談合」「米国産輸入牛肉」といった問題で幕を開けました。これらの問題について、いずれもいまだに決着がついていないわけですが、その責任の一端は民主党のメール問題にもあり、残念なことです。
後半国会にいたっても、「村上ファンド」「公共工事談合」「社会保険庁保険料不正免除」等々の事件が起こりましたが、中途半端なかたちで国会は終了しようとしています。
小泉政権は、自らの成果は強調するけれども、それ以外の課題についてはほうっかむり。特に談合と社会保険庁関連の事件についてきっちりとした対策が打たれなかったのは、今に始まったことではないだけに残念です。また国会終了後、外遊の手みやげにするつもりなのでしょうが、米国産牛肉の輸入再開についても、国会においてきちんと議論をするべきでした。
いずれにして、私が発足当初から徹底的に追及してきた「小泉政治」による国会も今終了しようとしています。
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