中央青山監査法人の奥山章雄理事長は、日本公認会計士協会の会長であった人。国会でも何度か参考人として出頭いただき、議論をさせていただきました。
粉飾決算についても、何度か糾しました。「見抜けなかった」のか「見逃していた」のか「粉飾に協力した」のか、いずれなのかと迫ったのですが、なんだか良く分からない答えでした。
また同時に奥山公認会計士協会会長は、役職指定ではありましたが、公認会計士・監査審査会の委員も務めていた人。公認会計士・監査審査会とは、「公認会計士審査会を改組・拡充した金融庁の機関。公認会計士等に対する懲戒処分の調査審議および公認会計士試験の実施に加えて、日本公認会計士協会による「品質管理レビュー」のモニタリングを行う」とあります。
私は、公認会計士の懲戒処分の審査をする機関に公認会計士が参加するのは、利益相反でおかしいのではないか、と主張し反対しました。奥山氏が公認会計士監査審査委員会の委員を務めていたから処分が一年も遅れたのだとしたら、言語道断と思います。
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