東証の株価が大きく下げています。直接的には、円高が進んでいることを受けているわけですが、日本経済の大きな障害になりそうです。
日本銀行の金融緩和政策の解除により、長期金利は上昇傾向にあります。他方アメリカの政策金利もこれ以上の引き上げは行われないだろうとの見方から、日米間の金利差は縮小するであろうとの予測が態勢です。
つまり円を売ってドルを買い、金利のサヤを抜くといった取引が縮小する傾向にあるわけで、円高はさらに進むのではないかといった観測です。
実際1ドル109円まで円高が進みましたが、110円を超えると、輸出関連企業の本年度の経営計画には悪影響を与える会社が大多数であり、原油をはじめとする原材料費の高騰とともに、日本経済の懸念要因です。
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