特定秘密保護法案が衆議院で強行採決。
いろいろ問題の多い法案だと思いますが、公文書管理担当副大臣であった立場から言わしていただくと、特定秘密の指定期間が60年というのは、極めて問題が大きいと思います。
歴史的な資料であることはもちろんですが、政策を検証するという目的もあるわけで、それが60年間秘匿されるとなると、実質的に検証不可能になってしまう。
更に残念なのは、指定期間が与野党修正によって60年に延長されたということ。第三者機関といっても、完全に政治から中立ではあり得ない。その時々の政権がその時々の政治に責任を負うのは当然としても、やはり事後から検証する必要が絶対にあると思います。
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