株が上がって困る人はそうそういないけれど、財政出動や設備投資減税などは、今の産業構造・経済構造を維持するためのものでしかない。むしろ株が上がっているが故に、構造改革のための努力を鈍らせることに繋がりかねません。
結局、「アベノミクス」の「三本の矢」というのは、「status quo」(現状維持)のためのものだった。
今、必要なことは、産業全体のソフト化・第三次産業へのシフト、そして経済・社会のセイフティネットの構築のはず。辛い現実かもしれないが、これを乗り越えることで、明るい未来が待っている。貴重な財政資金を有効に活用すべき。
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