消費税が導入された時(平成元年)も、3パーセントから5パーセントに税率が引き上げられた時(平成9年)も、所得税などの減税とあわせて実施。減税を先行させた事もありました。
その意味において、「アベノミクス」は、それら減税に変わるものだと言えなくもない。それに今回の消費税増税法案には、景気条項があるので、税率引き上げのためにいろいろな政策手段を総動員する事になる。加えて参議院選挙もある。政治的にも大盤振る舞いの要素が整っている。
つまりすべては消費税上げのための環境整備につながる。大盤振る舞いしても後から取り返せるから。とは言え、日本の財政事情は依然として厳しい。参議院選挙後は財政引き締め政策がメインになるような気がします。
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