中塚一宏の「いっこうで行こう！」

シミュレーション

今日の藤沢は昨日と打って変わって良い天気。午前中、お世話になっている団体の地引き網に参加。計４カ所。ちょっと日焼けしました。

午後からは国政報告会。一通りお話ししたあと質問タイム。時節柄政局の話に話題が及ぶことも。先週末、官邸で閣僚幹部と別れ際に「来週は忙しくなるよ」と言われました。いろいろなことが動き出すだろうと、私自身も先週初めくらいからアタマの体操を繰り返しています。

「政策を突き詰めれば政局になる」とは小沢一郎氏の言葉。政策日程と政治日程をばあーっとならべて、その上で演繹的によりは帰納的に組み立ててゆくと政局のシミュレーションができる。だいたい１５通りほどのシナリオを考えましたが、政治家自身が内部者としてこれに関与してゆくので、どのようになるのかは分かりません。

午前中太陽に当たりすぎてちょっとくたっとしてますが、でも湘南の海と江ノ島をみて、海風に吹かれてリフレッシュできました。新しい一週間も頑張れそう。

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被災地出張 その４

二重ローン買い取り機関は被災各県に設立された産業復興機構と私の担当する東日本大震災事業者再生支援機構の二つがあります。二つの機構の役割分担・機能分担も事業再生を進めてゆく上で大きなポイント。そしてやはり沈下した地盤のかさ上げ等の復興のスピードに大きく左右されることもポイント。

津波で被害を受けた地域に立つと、言葉を失います。各地の商工会議所・商工会の役員の皆さん、そしてみずからが被災しているにもかかわらず、被災企業に親身になっていただいている金融機関の皆さん、ご苦労されているはずの皆さんが、皆笑顔で迎えて下さったことに心より感謝。

二重ローン買い取りについて、しっかりと周知してゆくことが必要で、また機会をつくって被災地に足を運びたいと思います。

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被災地出張 その３

二日間の出張のしわ寄せもあってか、今日は金融庁と内閣府と総理官邸と議員会館を何往復もする日となりました。

東日本大震災事業者再生支援機構は金融機関から債権を買い取ることによって事業者の再生を支援しますが、整理回収機構のように経営責任を追及したりするものではありません。支援対象は「対象地域において事業の再生を図ろうとする事業者」であって、応援するための組織です。正しく伝えないと。金融機能強化法の震災特例による資本注入と併せ技での活用も検討して欲しい。

また地域の復興計画や、ハード面での復興がすすまないと、本格的に事業を再開することにならないし、新規の融資も必要にならないという意見も多く、沈下した地盤のかさ上げなどを待ってから判断するという方も多かった。現実には、地権者や建物所有者の同意を得ながら、ハード面の復興を行っているので、この進み具合も重要なポイント。

とある商工会議所にうかがった時に、「電話一本で金融機関が条件変更に応じてくれました」というお話を聞いた時は、ほんとうにうれしかった。中小企業金融円滑化法や日頃の金融監督が効果を上げているわけで、金融機関の対応にも感謝したいと思いますが、いつまでも条件変更でしのげるわけではありません。

課題は多いけれど、事業再生はスピードが勝負。早速検討します。

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被災地へ出張 一関、気仙沼、陸前高田、大船渡

二日目はまず気仙沼市へ。数年前家族で旅行した際に、気仙沼ホルモンを食べた港も地震と津波で様変わり。言葉がありません。次に陸前高田。見渡す限り被災地域。そして大船渡。

震災から１年３ヶ月が経ち、各地の事業者の皆さんは商売を再開される方も増えていますが、独立行政法人中小企業基盤整備機構による仮設店舗を利用されている方がほとんど。昼食は仮設店舗のラーメン屋さんでいただきました。

事業を再開されている皆さんは、仮設店舗・仮設工場を利用し、中小企業庁のグループ補助金を活用していただいている方がほとんど。当座は金融機関も融資については条件変更で対応していただいているようですが、それもいつまでもというわけにはいかないだろうから、その時こそ東日本大震災事業者再生支援機構の出番です。

ただし、やはり本格的に事業を再開するため新規融資を依頼するのは、仮設ではなく本店舗になってからという方が圧倒的に多い。そのためは沈下した地盤のかさ上げなど、ハード面での復興が重要。

東日本大震災事業者再生支援機構の予算は５０００億円。全額使い切りたい。

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被災地へ出張 盛岡、宮古、釜石

復興副大臣として、被災地へ出張。主な目的は東日本大震災事業者再生支援機構の事業内容の説明と活用についてお願いするためです。

前日夜に盛岡に到着し、早朝から復興庁岩手復興局を訪問、その後、車で宮古市へ向かいます。約１００キロ。次に宮古市から釜石市へ。約５０キロ。釜石市から一関市へ。約１５０キロ。岩手県は広い。

東日本大震災事業者再生支援機構は、国の設立した会社でいわゆる二重ローン問題を解決するための組織。被災事業者が事業を再開・拡張しようとする時に、震災前の借金があるがために新しい融資が受けられない、そういう事態を解消するため、以前の借金を金融機関から買い取る等により事業再生を支援します。

もちろん復旧・復興だけではなくて、前よりも良くなってもらわねばなりません。積極活用をお願いするため、被災地の金融機関と中小企業団体を訪問して来ました。

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新旧大臣交代式

金融庁は大臣交代、それにともない新旧大臣訓示式が行われました。

自見庄三郎前金融担当大臣は、２年間お勤めになられた、最近では希有の長期在任大臣。任期中にはいろいろなことがあって、史上初のペイオフ発動や東日本大震災がおこったりと、たいへんだったと思う。ほんとうにお疲れ様でした。

松下新大臣も、震災発災来、経産副大臣・復興副大臣としてご苦労されてこられた。一緒にお仕事して来た私が一番よく分かっているつもりです。

今回の人事、任期があることによって、任期中に一生懸命仕事をしようと考えるようになる、その見本だと思う。自見前大臣のご英断と、これからのことに想いを馳せ、新体制で頑張りたいと思う。

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内閣改造

東京株式市場の日経平均株価は前日ニューヨーク株式市場の下落などをうけて寄り付きからほぼ全面安。年初来最安値、ＴＯＰＩＸはバブル崩壊後最安値。

民主党神奈川県連役員会・常任幹事会を終えて東京へ。まずは議員会館の自室へ入りしましたが、内閣改造が始まって自見金融担当大臣退任との情報が。ご挨拶のため金融庁に登庁しましたが、さすがにお忙しく今日はお目にかかれませんでした。

明日は金融庁の新旧大臣挨拶、訓示式。いかに世界的にリスクオフとは言え、ちょっと安すぎる株価、心機一転考えてみようと思う。

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今日も国政報告会

今日日曜日は午前中市内各地の行事に参加したあと、毎週末恒例の国政報告会。満員御礼。

思えば政権交代以来、いろいろなことがあった。リーマンショックによる景気の落ち込み、ギリシャ債務問題に端を発するユーロ危機、そして東日本大震災と原発事故。次々と起こる問題に対処することで、日々が過ぎてゆく毎日。さらには一昨年の参議院選挙での敗北によって、ねじれ国会となり、政策実現の途はますます険しくなりました。

提案した政策の中で実現していないものがあることは事実なのだから、批判を受けるのは当然のこと。それでも目標に向けて一歩でも半歩でも前進してゆかねばならないと思う。

明日は人事、今週は被災地へ出張予定ですが、国会次第でどうなることやら。

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寒川町車座集会、打ち上げ

寒川町後援会役員の皆さんと痛飲。

３月末から５月の初めまで、車座集会を毎週開催していただきました。ビラ配りから会場設営、動員の声がけにいたるまで、お世話になりっぱなし。今回は各会場で初めてお運びいただいた方が多かったのが特徴。やはり政治に対して言いたいことがある方が多い。でもどんなに厳しいご意見をいただいても、地元というのは良いものだと思う。

丸２ヶ月間にわたって開催した寒川町車座集会でしたが、その間にも政治はいろいろなことがありました。そんないろいろなことを肴に一杯又一杯と盃を重ねる。

支援者あっての政治家。政権交代来、嫌な思いをさせていることの方が多いと思うけれど、これからもしっかりと状況を説明し、政策を説いてゆきたいと思います。

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国家公務員制度改革法案、審議入り

今日から６月。今日の閣議はかりゆし着用。閣議に先立って行われた行政改革実行本部に出席した私もかりゆし。でも本会議は上着着用なので、すぐに着替えてしまいました。

午後からの本会議で私の担当する国家公務員制度改革法案が審議入り。現在、国家公務員は採用と給与改定を人事院が、総定員管理を総務省が、総人件費を財務省が、バラバラに管理しています。これを一元管理するために公務員庁をつくるのが公務員制度改革。また公務に自律的労使関係すなわち交渉により賃金を決めるという民間同様の仕組みを実現します。

財政状況や経済状況に応じて給与が決まる仕組みになることが期待される。また幹部公務員人事も新しく創設する内閣人事局で一元的に行います。

大改革。やっと審議入りにこぎつけましたが、残念ながら今日は自民党の皆さんは欠席。ぜひ審議を通じて国民の皆さんにも法案の内容を知って欲しい。

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