まとまりそうでまとまらないギリシャ支援策。そのために為替も一進一退です。
国債がリスク資産などとは思われていませんでしたが、今では国債が無リスクではないかのよう。国債の金利が上昇すれば、発行国の利払い費もかさむわけで、即財政のリスクすなわち国債のリスクに跳ね返る。
国債の担保は徴税権ですが、償還のために増税ということになると、景気を落ち込ませる懸念もあり、そのことが金融機関の財務内容を悪化させることにもなる。財政と経済はまさに一体です。
政治家は主権者たる国民の意向に敏感でなければなりませんが、最近はマーケットの動向にも敏感にならざるを得ない時代になってきました。
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