2011年10ー12月期の実質GDPが公表。実質・名目ともに2四半期ぶりに前期比マイナス成長。
目立つのは外需の弱さで、民間最終消費支出や民間企業設備投資は増えているのに、輸出が減速してマイナス0.6パーセントになっています。生活実感に近いと言われる名目成長率も、マイナス0.8パーセント。
2011年通年では、名目成長率マイナス2.8パーセント、実質マイナス0.9パーセント。デフレです。
今後は復興関連需要が見込める一方、海外経済の鈍化や円高による影響は引き続き注視しなければなりません。目が離せないのは当然のことながら、日本経済の構造そのものに対する考察も必要になると痛感します。
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