早朝から細野大臣部局の政務三役会議。その席上、原子力安全保安院から、福島第一原子力発電所で放射性キセノンが検出されたとの報告。現在冷温停止状態を目指して関係者が尽力しているものの、普通の原子炉のように制御できている状態ではないのだから、やはり細心の注意が必要。関係部局に指示。
夕方からは、低放射線量被爆などについて、有識者と意見交換。一番重要なのは科学的知見なわけで、今後も引き続いて議論していただくことを決定。
容易じゃないな、と思うのは、科学的知見が得られていない問題をどのように扱うか、そして発信する情報をいかにして信頼してもらうかということ。「安全」と「安心」の関係について、一度山にでも籠ってじっくり考えたい心境。
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